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ケトルベル - ヒンジ(私の空気イス)

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ケトルベルでヒンジの動きはとっても大事。かつ基本。スクワットとは違うよとまず強調される。ケトルベルに出会って8年、私の実感レベルで解説します。

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ヒンジとは扉の蝶番のこと。と言っても「でっ?」となってしまいますね。

ケトルベルでは、膝を固定のまま前に出さないで、骨盤を後ろに引く動作です。腰の高さは膝より上です。私のイメージする空気イスです。ケトルベルを床に置き、両手でハンドルを持ち、ヒンジを意識すると、だんだん空気イスに座っていく感じになり、もも裏が引っ張られるような感覚となります。

スイングの場合、①そして力を溜めこむ②ケトルベルを後ろに引く③溜めこんだ力を爆発?お尻を思いきりキュッとさせてケトルベルを振り上げるといった感じとなります。

 ①膝を固定し、お尻を引いていきます。私の中では空気イスに座っていく感じです。力を溜めこんでいく感じ。

②ケトルベルを後ろに引きます。

③爆発?!溜めこんだ動力を放出です。膝の上下運動(スクワット?)があると爆発せず、フワッとしたスイングになります。その割には膝を使うので疲れますね。。。

 

脱力すると力がモロに相手に伝わる感じわかりますか?

お父さん方はご存知かもですが、意識ある大人の女性を持ち上げるよりも、まったく脱力した寝落ちした子供を抱える方が案外疲れませんか?子供の体重がモロに伝わります。体術でも脱力した時の方が相手に力がより伝わります。自分の体重を武器にする感じですね。

両手をダラッと下げて、ブンブン腰を振っていくと、腕が振り子になります。この時のブンブン振られた腕って当たると痛いですよね。ムチのようです。

スイングだと腕はたるませずに自然に伸ばしてケトルベルを振り上げます。骨盤の動力で自然にケトルベルは振り上がります。力を入れると肘が曲がります。力を抜いたほうがパワーは出ます。張力を使う感じでしょうか。

ヒンジという言葉がよく呑み込めなくても、そういえば8年間ケトルベルをやってきて(振ってきて)このヒンジの動きが自然に身につき、もも裏に効いていると実感しています。スイングするとお尻やもも裏に効いている実感ありです。ヒンジの動きで骨盤の動力をフルに活用し、しなやかな腰をゲットしヒップアップも目指しています、私。

私の解説が分かりにくいよ、という場合にはやはり『ケトルベルマニュアル』でご確認いただくことをお勧めします。松下タイケイ先生の大人の解説となります。

 

 

松下タイケイ先生の大人の解説です。ケトルベルの教科書です。

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