たとえばスイングをする時、両手でケトルベルを持つ、片手で持つ、ダブルで持つ場合、トレーニングの効果に違いはあるのか考えてみます。運動強度の強弱だけでしょうか?そうでもないようなのです。
以前は、両手のスイング、片手のスイング、ダブルのスイングの違いは運動の強弱の違いと思っていました。そのため、より重い重量で両手のスイングを挑戦したくなっていました。しかしちょっと違っていたみたいなのです。使っている筋肉が異なっているようです。最近、実感するようになりました。
1.両手でスイング
両手でのスイングは基本ですのでまずはマスターしましょう。
お尻と背中を主に使っています。
2.片手でスイング
お尻+体の中に斜めに力が走りますので、より連動した動きになります。左右差の調整にも効き、身体の調整の作用があるように感じます。
3.ダブルスイング
両手に一つずつケトルベルを持ちます。ケトルベルを振った衝撃を胴体で受け止めるので胴体が横からキュッと締まる感じがします。体幹の強化に効きそうです。パワーを使います。ハイプルをつけたら最強です。
ダブル種目は充分にケトルベルに慣れてから行ってください。自分の足にケトルベルを落としたり、脚にあてたら大変です。
慣れた動きの繰り返しをしていると体は省エネモードになってしまいます。運動の効果が少なくなり、脂肪燃焼しにくくなります。スイングも種類を取り混ぜたり、回数を変えたりして変化をつけていくことをお勧めします。
どうですか?違いを感じていますか?私は、最近感じるようになったところです。