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残雪の日光白根山 2019年5月初旬

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今年のGWは昨年と同じく日光白根山に登りました。昨年は残雪もあり途中の弥陀が池で撤退しました。今年はアイゼンとトレッキングポールを携帯し、なんとか登頂を果たしました。でもなかなか過酷な山旅でした。

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日光白根山(2578m,栃木県と群馬県の境界)は昨年の同じ時期にも目指しましたが、途中弥陀が池で引き返しています。思った以上に残雪がありアイゼンなしでは危険と判断しました。

今年はルートも昨年と同じく菅沼登山口から登り、弥陀が池を通り山頂を目指します。弥陀が池までの景色はとっても素敵で昨年は充分満足しましたが、やはりまだ見ぬ,

もっと上からの景色を見たくて、今年はちゃんと?!アイゼンを携帯して再チャレンジです。

都内から日光までは電車を使い、日光駅前でレンタカーし、菅沼登山口まで約1時間程です。登山口は群馬県片品村になりますが、道中群馬県に入った辺りから道路わきに積まれた雪の厚みが分厚くなり、登山口では大きな雪の固まりが小さな?山を形成していて、それが昨年より大きかった。

今年はなんとか登頂はしたものの、かなり過酷でした。でもやっぱり行ってよかった。なんといっても昨年は見ることの出来なかった美しい風景に出会えました。5月に見られると思ってなかったけど、樹木に雪が纏っていて白くなった木々は本当に綺麗。エビのしっぽのように雪が波打って模様を見せていたり、山頂からの眺めも美しかった。

今年は昨年以上に残雪が多かった様に思う。雪が水分を含んでいて柔らかくて、ズボッと足をとられると膝まではまってしまう。片足を脱出させるとまた何歩か目でまたズボッ。誰かの足跡の上を踏んでも時々ズボッ。というか登山者も少なくて、トレースが薄い感じ。足をとられると体力を使う。そして私が辛かったのは強風。弥陀が池より上は風がとても強くて途中何度か私が飛ばされてしまうのではないかと不安になった。そして足元と強風に気をとられ、大分時間がかかってしまった。うかうかしていると日没が怪しくなりそうで下山を急いでいると落石の痕跡。大分下りてきたあたりで(ゴールまで30分くらいのところです)、雪で覆われた白い登山道に茶色い石や小さめの岩がゴロゴロしていました。雪の重さで岩が崩れて落ちてきてさらに小さく砕けたんだと思います。キシッキシッと雪の鳴き声のような音がどこからか聞こえ。。。とにかく落石に巻き込まれないように足を速めて、通過しました。(ということで写真を撮ることは出来ませんでした。)

同行の夫はついに幻覚を見たのか。。。見えるはずのないものを見えると言い出した。私以上に、自分の体の重みで雪にはまり体力を消耗し、落石の痕跡をみて少しあせり、日没が近づいてきて、早くゴールしたかったのか、「バスが沢山停まっている」「人工物が見えてきた~」とか言っていた。でもバスも停まってないし、人工物もない。自然しかない。願望って映像化するんだなと思った。

少し苦労はしたけど、やっぱり山頂まで行ってよかった。山頂ではご褒美とばかりにいい天気となり、雲もどこかに行ってしまっていた。健康に過ごせることに日々感謝しつつGWは山を楽しみました。平日はオフィスでパソコンの前に座って仕事していますから、たまの山散歩は私にとって大切な癒しの時間であり、最近は少々「ガテン」な時間になりつつあるのです。

美しすぎる風景でした。

山頂からの眺め

山頂からの中禅寺湖も素敵です

途中、弥陀が池。池が凍って幻想的です

弥陀が池から山頂を目指しました。こんな空だと行かない選択はないって思います。

ゴール間近。夕暮れ感もとっても綺麗でした

菅沼登山口。雪の厚みが結構あります

 

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